どうも!
シューマイ家(@syuumai2019)です。
我が家は、インデックス投資で「億り人」&「FIRE」を目指しているサラリーマン共働き家庭です。
2024年から新NISAがスタートしましたね。
生涯の非課税投資枠が1800万円に拡大という事で、旧NISAと比べてかなりパワーアップしました。
NISAのモデルとなったイギリスのISAを知っていますか?
NISAとは「Nippon Individual Savings Account」の頭文字をとったものです。
「日本」と書いてあるように、イギリス「ISA(アイサ)」の日本版です。
今回は、本家のイギリスISAについて深堀してみたいと思います。
この記事が
・NISAとISAの違いについて知りたい方
の参考になれば嬉しいです。
それでは見ていきましょう。
イギリスISA の概要
ISAは国民の貯蓄率向上を目的として、1999年に導入されました。
当初は10年間の時限措置でしたが、2008年に制度が恒久化され、利用者も拡大しました。
なんで貯蓄率向上を図る必要があったの?
日本と同様、イギリスも人口が減少しています。
恐らく、高齢化の進展に伴う社会保障費の増大を見据え、「老後資金は年金だけに頼らず自分でも貯めよう」というのが導入経緯だと思われます。
そして、現在も随時見直しが行われており、柔軟な制度運営が行なわれているようですね。
種類も豊富で、自分のライフスタイルに合ったISAを選択することができます。
この中で日本がモデルとしたのは「株式型ISA」です。
こんなに種類が多いと、何を選んでよいか迷う気がするけど…。
イギリスには資産形成のアドバイザーもいるようで、日本でも金融庁がこれから導入しようとしていますね。
ぜひ、売りたい商品を売るのではなく、顧客本位な中立なアドバイスをしてほしいところです。
NISAとISAの違い
グラフにした方が分かりやすいので、グラフ化してみます。
NISA | ISA | |
年間投資枠 | 360万円 | 2万ポンド (約362万円) |
非課税保有期間 | 無期限 | 無期限 |
非課税保有限度額 | 1800万円 | 無期限 |
海外移住時 | 課税口座へ払い出し | 存置可能 (帰国したら再投資可能) |
※1ポンド181円で計算
2024年から新NISAが始まり、かなりお得な制度になったことは間違いありませんが、本家ISAと比較するとまだまだですね。
なんといっても、非課税保有限度額は無制限というのは太っ腹です。
ただし、先述したとおり、イギリスもいきなり現在のISA制度になったワケではなく、制度改善を繰り返しています。
① 2011年に未成年が口座開設者となり、親や祖父母が資金を拠出できる「ジュニアISA」を導入
② 2017年に住宅費や老後のための長期的な資産形成を支援する「ライフタイムISA」を導入
日本も投資することが当たり前な社会となり、国民の貯蓄率が向上していけば、多くの人から支持を受けられるので、NISAの更なる拡充も期待できるといえます。
資産形成のアドバイザー含め、イギリスをモデルにしているところが多いですからね、
個人的にはジュニアNISAが復活してほしいです。
さて、NISAの拡充に少し期待しつつ、我々投資家は地道に資産形成していきましょう。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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