FPが言う「老後は〇〇万円の資産があれば安心」というアドバイスについて

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どうも!
シューマイ家(@syuumai2019)です。

我が家は、インデックス投資で「億り人」&「FIRE」を目指しているサラリーマン共働き家庭です。

私は、より多くのお金の知識を得たいと考え、2023年10月にFP2級技能士の資格を取得しました。

FPとはファイナンシャルプランナーのことですね。

シューマイ
シューマイ

FP1級試験も受け、現在合格発表待ちです。

たまに雑誌や新聞において、FPの肩書がある人がこんな投稿をしているのを見ます。

「老後までに〇〇万円以上の資産があると安心でしょう。」

よくよく記事を読んでみると、多くの場合「年金収入だけでは足りないので、資産を切り崩しで生活しましょう」と書いてあります。

これ、ダメなアドバイスです。

今回は、この記事について私の持論を書きたいと思います。

アドバイスしているFPは資産を持っているのか

このような記事を見る度に、私は「アドバイスしているFPは、多くの資産を築いたことがあるのか?」と思います。

FPの勉強をすると、お得な制度を学ぶことができるので、相談者のライフプライニングを作成したり、お得な制度を紹介することは良いことだと思います。

また、相続が発生した場合やマイホームを買う場合、第三者意見として、相談者に中立なアドバイスができることは重要だと思います。

そして、相談者が少しでもお金に困らない生活が送れるようにしたいですよね。
(企業に属する(と提携している)FPが顧客本位ではないアドバイスをしていることが多々ありますが、今回はスルーします。)

しかし、よく雑誌や新聞に掲載されている「老後は〇〇万円以上に資産があれば安心」という雑なアドバイスには非常に違和感があります。

シューマイ
シューマイ

まさに資産を築いたことがない人の意見だと思います。

貯めた資産が年々右肩下がりになっているの状況を見たら、多くの人が不安になることは間違いないでしょう。

不測の事態に備えたり、漠然とした将来不安を解消するために、資産を築くことは重要です。

しかし、虎の子の資産を「日々の生活費のために少しずつ切り崩しましょう」というアドバイスはよろしくありません。

資産を切り崩さない状況になるようアドバイスすべき

とはいえ、国民年金だけで生活するのは難しいでしょう。

国民年金を満額(20歳~60歳)収めたとしても、令和5年度の支給額は年795,000円です。

12か月で割ると月66,250円です。

また、厚生年金を受給できたとしても、現役時代より収入が減りますが、多くの人は一度上げた生活レベルを落とすは難しいです。

だから「老後の足りないお金は資産から」となるのでしょう。

でも、FPは「資産を切り崩すせずに生活できるようどうすれば良いのか」を相談者に提案するべきでしょう。

・NISAを活用して投資の経験をしてもらう
・iDeCoや国民年金基金を案内する
・老後もゆるく働ける仕事を紹介する
・ミニマムな生活スタイルを提案する

上記のようにジリ貧を未然に防ぐアドバイスするのが大事だと思います。

そして、FPが資産形成についてアドバイスする場合には、自分もある程度の資産(最低1000万円以上)を築いてからアドバイスしてほしいものです。

自転車操業しているFPや、投資経験もないFPに資産形成のアドバイスを受けたくないですよね

まあ、雑誌や新聞の記事を真に受ける人は少ないと思いますが、今回はよくFPが書く違和感がある記事について持論を述べました。

今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました

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