2022年に入り、株価の下落相場が続いています。

主に米国に投資する我が家の資産も100万円以上溶けました。
Twitterでも2021年までのイケイケなムードとは異なり、悲壮感が漂っています。
特に、2022年から投資を始めた人にとって、すごい幕開けになったんじゃないかと思います。
しかし、心配することはありません。
過去の歴史を踏まえても、下落相場は何度も存在しました。
そして、その辛い時期を耐えたからこそ、将来的に大きなリターンを得ることができます。
今回は、「下落相場だからこそ知っておきたい長期投資の継続術」について書きたいと思います。
投資の目的・目標を再確認する
投資をするということは、その国や企業の将来性を見込んで投資をしているはずです。
来週・来月の成長を見込んでいるわけではないと思います。
そのため、短期的な株価の上下はノイズでしかありません。
そして、絶対に損をしない投資は存在しません。

私は、投資を始めてからコロナショックを経験しました。
2020年3月に感染拡大を受けて、株価は大暴落しました。
リーマンショックを経験した方なら、その後すぐに株価が上昇したコロナショックは大したことはないかもしれませんが、投資初心であった私はパニックに陥りました。
毎日、ガンガン下がっていく資産と株価を見て、もはや笑うしかありません。
そんな時、バンガード社のCEOの言葉が心に突き刺さりました。
【「航路を守る」という大原則に従うということ】
苦労して築き上げた貯蓄が減少していくのを見るのは、大変辛いものです。
ですが、市場のタイミングを見計らおうとする気持ちに負けてはなりません。それは負けの戦略です。
リターンを追い求めると、航路を守った時に比べて年間1.5%の損失を出すことが、過去の事例からわかっています。
これは、まさにそのとおりだと思います。
改めて投資の目的や目標を意識してみてください。
下落相場でも狼狽売りせず、ホールドし続けることができるはずです。
証券口座にログインしない
とはいえ、毎日目減りしていく資産を見るのは、気持ちが良いものではありません。
そこで、私がオススメするのは「証券口座にログインしない」です。
自身でコントロールできない株価の下落を毎日確認しても、気が滅入るだけです。
そして、頻繁にログインしたところで資産と株価は変わりません。
それよりも、勉強や副業に取り込んだ方が、有益に時間を使うことができると思います。

我が家は、毎月1回くらいしか、証券口座にログインしません。
今後も下落局面は何度も訪れます。
投資に依存した生活は、それが楽しいと思える人を除き、人生辛くなります。
投資をやりつつ、別なことに注力した方が豊かな人生を送ることができるのではないでしょうか。
上がって嬉し・下がって嬉し
多くの方が、ドルコスト平均法で投資をやられていると思います。

ドルコスト平均法のメリットはわかりますか?
ドルコスト平均法を採用しているということは、「短期的には上下する株価でも、長期的には平均値に収斂されて、右肩上がるになる」ことを目指しているのだと思います。
また、株価が下がった(安くなった)時には、いつもより多くの株を買うことができるので、その後に株価が上昇した際に大きなリターンを得られます。
これらを理解していれば、「短期的な下落で狼狽売りすることは理に適っていない」という事がわかると思います。
「とりあえず、毎月積立すれば良いと聞いたから投資を始めた」くらいの理解度では、暴落時には耐えられなくなるでしょう。
「上がって嬉し・下がって嬉し」という、一見よくわからない投資家心理が分かれば、株価の下落局面でも淡々と積立できるのだと思います。
まとめ
株価の下落相場でも淡々と投資を続けるには、以下の3点が重要だと考えています。
・長期的な視点を忘れず、航路を守る
・精神衛生上よくないので、頻繁に証券口座にログインしない
・ドルコスト平均法のメリットを改めて確認する
下落相場でも市場から退場せず、豊かな人生を送るために資産形成を継続していきましょう。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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