どうも!
シューマイ家(@syuumai2019)です。
皆さんは、浪費家ですか?
それとも、倹約家ですか?
肌感覚ですが、浪費家の方が多い印象です。
もちろん、「貯金が好き」という倹約家の方もいます。
浪費家の方からしたら、「貯金できるなんて羨ましい!」と感じる方もいるかと思います。
このブログでは、資産形成をオススメしており、人生を豊かにするために貯蓄はした方が良いと考えています。
しかし、一部の倹約家の中には、「お金使えない病」を患っている方がいます。
特に投資家は倹約家が多いので、投資家に「お金使えない病」を患っている人が多いと考えています。
投資をしている私も「お金使えない病」です。
倹約家と、お金使えない病の人は何が違うの?
倹約家と、お金使えない病の方は全然異なります。
蓄財は重要ですが、蓄財ばかりしても味気ない生活になってしまいます。
豊かな人生を送るためには、お金を貯める力だけではなく、お金を使う力も伸ばしていきたいですね。
今回は、多くの投資が罹患しているだろう「お金使えない病」の方の特徴・副作用と、対応策について解説します。
なぜ、投資家はお金使えない病になるのか
まずは、多くの投資家がお金使えない病になる理由を紹介します。
理由① 投資に回せばお金が増える
投資でお金を増やすためには、原資となる種銭が必要です。
また、種銭が多くなればなるほど、大きなリターンを得る事ができます。
・種銭1億円の場合、年利5%で増えるお金は500万円
つまり、お金をあまり使わずに、せっせと投資に回した方が、どんどんお金が増えていきます。
投資が入金力ゲームといわれる所以ですね。
「今、これを買うよりも、投資に回した方がお金が増える…」
このような思考から、一部の投資家の方は「お金使えない病」を発症するというワケです。
良く言えば、経済合理性を目指した人生ですね。
理由② 欲しいものがない
世の中には、物欲がない方が一定数います。
少ないもので生活するミニマリストと言われる方々ですね。
お金使えない病の投資家は、物を買う際に「これは投資・消費・浪費のどれに当るのか」という視点で物を購入します。
・消費とは、食費や家賃などの生きる上で必要な支出
・浪費とは、趣味や娯楽などの人生を豊かにする支出
お金使えない病の方は、投資と消費は行うけど、浪費は慎重になるケースが多いです。
自分にとって価値があるものは買うべきですが、やはりものが増えると、維持管理や片付けが大変になるからです。
ものを購入した時の幸福度は、購入時が一番高いですよね。
また、リセールバリューが高いものを目利きするのは難しく、株などに投資をした方がお金は増えやすいです。
結果、物を買わないシンプルライフの方が、身軽に生きられるというワケです。
理由③ 将来への不安が大きい
数年前に「老後2000万円問題」が話題となりましたが、自分は何歳まで元気に生きるのかわからないので、老後は不安ですよね。
また、今後訪れるであろう、結婚や育児などにいくらお金がかかるのか分からず、何となく不安に感じるもいるのではないでしょうか。
この将来への不安を解消するために、投資を始めた方もいると思います。
一度、資産形成をするライフスタイルを確立すると、どんどんお金が増えるようになりますが、「あと少し、あと少し…」と、将来への不安は拭えません。
老後不安を解消するためには、収入を増やすことも重要です。
しかし、多くの場合、収入を増やすのは難しいと考え、蓄財に走ることとなります。
その結果、いつの間にか「お金使えない病」を発症してしまうのです。
お金使えない病のデメリット
前章では、多くの投資家が「お金使えない病」を発症する理由3選を紹介しました。
お金使えない病は、お金が貯まるというメリットがある一方、デメリットも存在します。
ここからは、お金使えない病を発症することによるデメリットを解説します。
デメリット① 思い出が残らない
お金を使うことができないため、「休日は散歩をしたり、家に引きこもったり」、という方が多いのでしょうか。
世の中には、「お金を使わなくてもできる遊び」は存在します。
当然ですが、「お金を使う遊び」の方が多種多様な体験ができます。
蓄財ばかりして、お金を使わない同じような遊び(生活)を繰り返していると、後から思い返した時に、思い出が残りません。
これでは、豊かな人生とは言えないですよね。
歳を重ねるごとに、体力が落ちてくるため、経験できるものは少なくなります。
我が家では、なるべく「経験」にはお金を使うようにしています。
まさに、蓄財と支出をバランスを欠いた状態です。
副作用② 人付き合いが希薄化
当然ですが、友人との付き合いには、お金がかかります。
お金使えない病を発症すると、交際費すらも惜しくなり、人付き合いが希薄化する可能性があります。
全てのお誘いに行く必要はないと思っています。
お金も時間も有限なので、全てを取ることは難しいですよね。
しかし、豊かな人生を送るためには、人との付き合いは重要です。
大切な人にお金を使うことは、浪費ではなく投資です。
有事の際に、その友人は助けてくれるかもしれません。
お金使えない病への対応策
「デメリットはわかったけど、やっぱりお金を使うのは難しい」という方もいると思います。
お金を使えない病の方は、どんどんお金だけが貯まってしまうので、意識してお金を使う必要があります。
この章では、お金が使えない病の我が家が実践している取組を紹介します。
対応策① お金を使う時のマイルールを作る
自分にとって本当に価値があるものにお金を使うことが重要です。
・仕事の効率がアップするPC
・ワクワクする旅行や経験
自分がどんなものに価値を感じるのかは、普段から意識していないとわからないですよね。
そこで、マイルールを作ることをオススメします。
まずは、自分がどんな時に幸せを感じるのかイメージしてみてください。
紙に書きだすのも良いと思います。
- 仕事終わりのお酒
- 毎日のコンビニスイーツ
- 映画館で観る映画
- 定期的な旅行
なんでも良いと思いますが、マイルールにはお金を使うと決めましょう。
あらかじめマイルールを決めておくことで、お金を使う時に躊躇することや、罪悪感を感じることがなくなります。
自分が何に幸せを感じるのか自己分析にもなりますよ。
マイルールで決めた以外のものは、徹底的に節約して、ここぞという時にお金を使うのがオススメです。
蓄財もできて、価値を感じるものに支出ができて、バランスがとれた生活を送ることができます。
対応策② あらかじめ買うものを決める
皆さんは、ボロボロになった家電や服などを、「まだ大丈夫」などと使ってはいませんか?
我が家では、15年前のオーブントースターを使い続けていました。
そこまで価値は感じないけれど、生活に必要なものはあります。
自分にとって価値があるものにお金を使うのはわかるけど、「あったらいいな」、「新しくなったらいいな」と思うものにお金を使うのは躊躇いますよね。
我慢できるなら、我慢しても良いのでは?
これは経験則ですが、普段から使うものについては、定期的な買い替えをすることで、幸福度は上がります。
そこで、あらかじめ「今年は、〇〇を買う」と決めましょう。
・テレビを買い替える
・国内旅行に行く
あらかじめ決めることで、衝動買いすることもなく、じっくりとメーカー比較などをすることができます。
ボロボロになったものを使い続けるのも良いのですが、それらが急に故障などで使えなくなった時は、ストレスを感じます。
毎年1つずつでも良いので、新しいものを買ったり、古い物を買い替えるのはオススメです。
まとめ:人生を豊かにするために、お金を使う力を伸ばそう
この記事では、「お金使えない病」を題材に、デメリットと対応策について書きました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
豊かな生活を送るために蓄財は大事ですが、お金を使うことも重要です。
蓄財の過程で、「お金使えない病」を発症することがありますが、経済合理性だけを追求した人生はつまらないですよね。
何事もバランスが重要です。
「お金を貯める力」と「お金を使う力」をバランスよく伸ばしていきましょう。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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