皆さんは、賃貸派閥ですか?それともマイホーム派ですか?
マイホームと賃貸はどちらが得なのか?という議論を見ます。
私は、マイホームの購入を検討しているんだけど…。
よく「マイホームを購入は浪費!」、「マイホームを買うとFIREが遠のく!」なんて意見を耳にします。
これは本当なのでしょうか。
結論からいうと、「FIREから遠のく可能性が高いもの」と考えています。
なぜなら、リセールバリューが良く、満足のいく不動産を買うのには、いろいろと検討すべき事項が多いからです。
でも、マイホームは夢なんだ!
今回は、マイホーム派の方にも、失敗しないマイホーム購入の考え方を紹介します。
この記事が
- これからマイホームを購入したいと考えている人
- 賃貸派だけど、購入にも興味がある人
の参考となれば嬉しいです。
我が家は、数年前にマイホームを購入しました。
それでは、みていきましょう。
マイホーム購入において重要な4つの考え方
マイホーム購入には、以下4つの考え方が重要であると考えています。
- なるべく駅近エリアを選ぶ
- 災害可能性の低いエリアを選ぶ
- 投資物件として選ぶ
- 豊かな生活を送るという視点で選ぶ
次から、これらの考え方を順に解説していきます。
なるべく駅近エリアを選ぶ
都会で家をマイホームを持つためのキーワードは、「駅近」、「駅周辺」、「駅直結」
これは、共働き家庭が増え、時間がない人が増えているからです。
共働きにとって、バス便エリア・チャリ通エリアはしんどいですよね。
我が家は、駅歩10分以内の不動産を探しました。
また、人口減少・高齢化に伴い、今後さらに利便性の高いところに人々が集まってくる可能性が高いので、駅前エリアの需要は高まります。
地価は高くなりますが、仕事へ行くための移動時間も時給換算すると、数十年で大きな金額となります。
長時間の通勤時間を、睡眠・勉強・副業に使った方が、豊かな人生を送ることができると思います。
災害可能性低いエリアを選ぶ
「駅近エリアならどこでもいいのか!」と言われると、決してそうではありません。
災害可能性の低い立地を選びましょう!
これ、とても重要です。
災害可能性が高いエリアとは…?
土砂災害や水害の可能性が低いエリアのことです。
これらは、各市町村が「この立地は〇〇区域だからね」とあらかじめ指定しています。
例えば、ハザードマップです。
これは東京都大田区のハザードマップですが、色がついているところが、浸水可能性があるエリアです。
大雨のときは、「〇〇町に避難警報を発令!」というものを行政が出すんですが、やはり避難するのは大変です。
避難先は、布団がないし、仕切りがないし、狭いし、寒いし…。
特に子供連れで避難するのはストレスが多いんじゃないかと思います。
これらを避けるため、ぜひマイホーム購入の際は、災害可能性が低いエリアをオススメします。
不動産屋はよく「〇〇川は過去に一度も氾濫していないから大丈夫ですよ」と言ったり、信じてはいけません。
なぜなら、これまで想定していなかった災害が毎年のように起きているからです。
よくニュースなどで「この地にずっと住んでいるけど、こんな事は初めてだ」と語っている年配の方を思い浮かべてください。
市町村があらかじめ〇〇エリアと指定している以上、災害がおきる前提で考えるべきです。
購入前に災害可能性は調べておきましょう。
気になる不動産が出てきたら、市町村に行けば詳しく教えてくれますよ。
投資物件として選ぶ
よく言われるのが、この考え方だと思います。
いわゆる経済的価値ですね。
マイホームに経済的価値を求めるのであれば、リセールバリューを考えないといけないので、目利きが必要になります。
この目利きが難しいゆえに、マイホーム購入は浪費だといわれるのです。
過去に周辺の不動産がいくらで売買されているかをネットで確認する必要があります。
相場を知るってやつですね。
再開発されていないエリアもオススメです。
ボロボロの駅舎、狭い道路…
たまに、まるで時代に取り残されているような駅があります。
でも、これはチャンスかもしれません!
特に他の駅と比べて乗降者数が多い駅は、今後再開発が見込まれるなど、ポテンシャルがあります。
そして、近隣の他の駅に比べて地価が安いです。
マイホームを購入してから、数年後に駅前エリアが整理されて、地価が上がるかもしれません。
駅前の魅力を高めるには、行政・鉄道事業者・住民のやる気次第です。
この駅前エリアをどうしていきたいのか、行政や鉄道事業者のホームページを確認してみましょう。
豊かな生活を送るという視点で選ぶ
- マイホーム購入は夢だから、リセールバリューなんて関係ない
- 自分が住みたいと思ったところに住めばよい
という意見があると思います。
田舎でも、駅遠エリアでも、個性的な間取りでも、自分が満足できるのであればオッケーということになります。
・川から近くて眺望が良い
・山が近くにあって、自然がたくさんある
これはこれで良いと思います。
しかし、いわゆるこの生活的価値には落とし穴があります。
先述したとおり、台風や地震などの災害のときに、避難所への避難が余儀なくされます。
これって、本当にQOLが高いといえるのでしょうか?
生活的価値のみを求めると、結果的に生活の質が下がってしまう場合があります。
体感・直観で決めるというのは危険ですね。
災害可能性が高いエリアが気に入った場合は、災害が起きた際の行動を事前にシミュレーションしておくことが重要です。
まとめ
これまで書いてきた4つ全てに共通するのは「土地」であることです。
建物はキレイにリフォームしたり、カッコよくリノベーションしたりすることができますが、立地は変えられません。
これは経験則ですが、マイホームを購入する際は立地よりも、どこのハウスメーカーで建てるかに、こだわってる人の方が多いような気がします。
不動産は1にも2にも立地です。
しかし、100%納得できる土地は出てこないので、望む条件に優先順位をつけましょう。
いろいろと検討べき事が多いマイホーム購入ですが、買うと決めて、調べ始めると楽しくなります。
ぜひ、後悔のない買い物をしてほしいと思います。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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